足のにおい、まずはセルフケアを!

足のにおいが気になっているかた、多いのではないでしょうか?

足のにおいは、皮膚の常在菌が繁殖し汗や角質(垢)を分解して発生するといわれています。

また、靴内の環境も大きく関係しています。

いつも同じものをはいていると、靴の中が乾燥する間もなく、常に湿気たっぷりの環境になってしまい菌の温床となりイヤなにおいを発するようになります。

いくらこまめに足を洗ったり拭いたりする習慣があるかたでも、きれいな足を菌の温床につっこんでいれば、そのにおいは足にうつります。

さらに靴下やストッキングも要注意です。はいていればどうしてもムレてきます。靴の中が菌の温床になる原因のひとつです。

以下に、ご自身でも簡単にできる対策をご紹介させていただきます。

♣︎足を清潔に保つ(最低1日1回、入浴やシャワー時)
①過剰な角質がある場合はそれを除去するために、足浴でしっかり足を湿らせてから専用のヤスリなどをやりすぎない程度にかける。
②石けんをよく泡だてしっかり洗う。指の間や爪周囲も意識的に。
③石けんをきちんと洗い流す。
④水気を指の間までしっかり優しく拭き取る。

※日中でも可能なときは、こまめに除菌ティッシュなどで拭き、乾いたら新しい靴下をはくなどするとよいでしょう。

♣︎靴を見直してみる
①同じ靴を続けてはかない。
②社内では通気性のよい屋内用にはきかえる。
③洗えるものは丸洗いする、風通しのよいところに干す、新聞紙をまるめていれておくなど、内部の清潔・乾燥を徹底する。

※どうしてもにおいが取れなくなってしまった靴は思いきって捨ててしまう勇気も必要かもしれません。

♣︎ムレ環境は靴下で一旦リセット
①靴下やストッキングは持ち歩いてはきかえる。
②できれば足を拭いて乾燥させてからはきかえる。

※指間を吸湿してくれる5本指の靴下もおすすめです。

市販の対策グッズも多種多様にあります。

においを気にしすぎると緊張状態となり発汗が促され、さらなるムレ環境をつくることになります。深刻に考えすぎず、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

2018年6月23日8:44 AM

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

皮膚の病気は誰でも経験することですが、それだけに放置したり、民間薬などで簡単に済ませて悪化することがよくあります。
私たちは「気軽に相談できる」街のお医者さんを目指します。

町屋皮フ科クリニック。ご予約・お問い合わせは03-6411-1020まで。
診療時間
診療時間
09:30~12:30  
15:00~18:00

木曜午前は9:30から12:00まで。
土曜日は9:00から13:00まで。
日曜日は9:00から12:00まで。
祝日は休診。